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・学校で習った英語はぜんぜん楽しくなかった ・最初の習得言語は「スペイン語」 ・世界は広い、言語っておもしろい ・外国語を学ぶと、人生が豊かになる ・外国語学習には「論理的な学び方」と「感覚的な学び方」がある ・言語学習の心強い相棒になる「メインツール」 ・言語学習がはかどる「補助ツール」 ・会話力を伸ばす「コミュニケーションツール」 ・自分にぴったりのツールの見極め方 ・1言語の習得に、どれくらいの時間が必要か ・言語学習のステップ 1:ネイティブの発音を真似る ・言語学習のステップ 2:実践的な文法を学ぶ ・文字を覚える ・「まずは英語を学びたい」人へ ・「ポリグロット(多言語話者)」への道 ・外国語学習で気をつけるべきこと ・初期段階の地道な積み重ねが、後から効いてくる ・歯磨きをするように語学を学ぶ── 習慣化のコツ ・学習中の言語を「日常生活に組み込む」ステップ ・なるべく日本語に変換せずに学ぶ ・「生きた表現」はネイティブに学ぶのが一番 ・語学に「完璧はありえない」と割り切る ・「聴く」「読む」が一気に上達する心得 ・自己暗示をうまく活用する ・語学習得の道は「螺旋階段」
語学は絶対「勉強」するな! 英語から、最難関のアラビア語まで12ヵ国語をたった5年で習得した著者が明かす、遊ぶように学んで外国語を習得する極意。 日本で生まれ育ちながら、5年間で12ヵ国語(スペイン語、英語、フランス語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、中国語、タイ語、韓国語)を習得。ほぼ独学で多言語話者となった著者が、英語やその他外国語の習得を目指すすべての人に教える、外国語学習の最短ルート。 はじめに 第1章 たった5年で「12ヵ国語マスター」 ──試行錯誤してたどり着いた超効率外国語習得法 第2章 外国語習得がはかどる最強ツール ──デジタル時代の恩恵をフル活用する 第3章 最も効率的な外国語習得のステップ ──「聞く・話す」「読む・書く」を速学する 第4章 外国語習得を加速させる習慣術 ──継続のコツは「勉強」を「遊び」に変えること 第5章 絶対に挫折しないマインドセット法 ──「完璧主義」「苦手意識」「恐怖心」を取り除く
990円(税込み)
口コミ情報
普段レビューはあまり書かないのですが、タイトルや帯のせいで低評価を付けていらっしゃる方のレビューを見て今回書かせていただきました。数年前、知人が本を出版したのですがタイトルや帯の文言は売れるように編集部が考えるそうで、その文言に納得できないことに悩んでいました。今回も同様ではないかと思われます(他の方のレビューでも、帯の文言は編集部が考えると書かれている方がいらっしゃいました)中身の文章は丁寧ですし、いつも著者のユーチューブ動画を観ていますがこのような表紙の文言を書く方とは思えません。私も本の内容には満足しましたが、表紙には少し違和感を感じていました。タイトルや帯に関しての低評価なら編集部の責任だと思います。
文体から本当に本人が外国語習得とその先にある他言語を話す人たちとの関わりを楽しんでいることがわかる。とりあえず行動してみようと思える1冊
あなた様のことを3日前に知り、たまげた。夢中で動画を何本か見て、本書も注文した。じじいだが、外国の言葉に興味をもった少年時代の心に戻った。最初に外国語を聴いたのは、幼少期の米国ドラマ「コンバット」のオープニング英語と吹き替えなしのドイツ兵の独語。次は、CM(アラン・ドロン)やCMソング(シルヴィ・バルタン)の仏語。高学年で見た『大脱走』での独語・仏語・露語・西語。マックイーンが「ヤボール」と返答し、ドイツ兵が「ニーマント」と叫んでいた場面を思い出した。中学の時、道徳副読本掲載の「エスペラント」とは、どういう言語か知りたくて、エスペラントの古本を入手して夢中で読んだ。ラテン系・ゲルマン系・スラブ系の言語を習得したあなた様は、エスペラント本も楽に読めることだろう。もう読んでいるのかな。結局、自分は言語そのものには興味があったが、言語の習得に時間をかけることは無かった。幾つもの言語の初級文法書を手には取ったが、1回だけの斜め読みで満足していた。小池百合子さんのアラビア語入門本も持っていた。それらの本が役立ったこともある。ソ連の宇宙飛行士にお会いする機会があって、「こんにちは」とロシア語で挨拶すると、相手はロシア語でまくし立ててきた。おそらく「ロシア語を話せるのか…」と訊いたのだろう。「エタ・ドーム」だけでは、どうにもならず、相手のガッカリした顔を思い出す。私の語学への接し方は、日本語の読書と変わりがない。暗号解読といったようなもので、それはそれで面白くもあった。あなた様の多言語会話力は、シュリーマンや南方熊楠をこえた!英語が話せなければ人に非ずのキリキリしたコスパ社会にあって、多言語学習の労を厭わず、明るく前向きな日本人若者の姿は、世界中の方々にとっても良い刺激で、世界平和に貢献している。学習者が少ないと予期していただろう少数言語母語者の驚きと喜ぶ姿は、外国語を学ぶ本来の意味と楽しさを教えてくれる。世界の言語事情も感じられ、非常に興味深かかった。自分が幼少の頃は外国の方を見かけることもなく、仕事も生活も(科学の勉強も)日本語だけで完結し、それは国家として幸せなことでもあった。日本人の英語力向上が、日本国の衰退に比例するのだとしたら考えものだ。明治維新の頃、初代文部大臣の森有礼が、日本での英語公用化について米国人に相談した際、「どんなに努力しても英米人を越えることはないのだからヤメとけ(欧米の下請けになってしまうぞ)」という趣旨で忠告してくれた。明治政府の典礼のあり方を助言するお雇い外国人の某氏も、「極端な欧米化はよくない、自国の文化も大切にせよ」とアドバイスしてくれた。いずれにしても本書は、新時代の、語学学習の幕開けを予感させた。多言語というのがよい。自分の母語という意味では、人類共通で対等だからだ。著者の知恵をおしみなく、バランスよく開示していて好感が持てた。何よりも本書の効用が、著者の動画により納得・確認できる。本書の帯に「勉強するな」と記してあるが、「学習するな」とは言っていない。本書は、日本社会における言語のあり方を主張したものではないし、何か特別な秘伝が書かれているわけでもない。しかし、語学学習を生活の一部とするための、数々のアドバイスが見い出せる。語学学習は楽しみであり人生を豊かにするものだ、という著者の素直な心が伝わてくる良書であった。【追記:多言語学習体験の長い余談】《夢中になった1ヶ月間》KAZUさんに触発され、自分が12言語を選ぶとしたら、どの言語にするだろうかと考え始めたら、急に面白くなってきた。我に返って振り向くと、本当に1ヶ月経ったのだろうかという気がした。勉強という義務感がなかったのが幸いし、時の経つのも忘れた1ヶ月だった。以前、たまに見る多言語参考書は、『1冊でヨーロッパ41カ国の人と話す本』と『アジア23カ国日常会話ハンドブック』だった。たまに見ると言っても学習するのではなく、ニュースや読書で気になった国の言語を確認するといった程度だった。12言語選定のために今回、以下の多言語参考書を購入した。①『35カ国55言語会話集 旅のアジア語』②『28言語で読む「星の王子さま」世界の言語を学ぶための言語学入門』この本は、星の王子さま全27章を、章ごとに28言語で解説したもので(第26章は①②に分割)、章担当言語の一部分は出版社サイトで聴くことができるという、多言語好きには面白い本だった。短時間に全ページ斜め読みして、初めて聴く言語も含めて28言語全部聴いた。この本の文中に紹介されていた ③『世界ことばの旅(地球上80言語カタログ)』(CD付)を求めて、気になっていた他の言語音声も聴いた。(バスク語、タミル語、アイヌ語、エスペラント語など)多言語好きだった子ども心に火が付いていたので、これでも満足できず、気になっていた言語の語学書(音声付)や文法書を片っ端から買い求め、斜め読みした(20世紀に購入した書籍の大半は処分していたので)。この間に目を通した言語は、主に北欧・東欧・バルカン半島・中東・中央アジアのものだった(KAZUさんの影響もある)。書籍は、古くて安いものを選んだ。当時は今以上にマイナーだっただろう〇○語文法書の前書き等には、著者の思いや薀蓄が記載されていて面白いからだ。音声付の語学書はカセットでもOK(いまだに動く昭和のダブルカセットがある、品質が凄い)にした。ポーランド語やチェコ語の泰斗の文法書を読んでいて、ポーランドの国民的作家シェンケビッチの『クオ・ヴァディス』をもう一度読んでみたくなって、この方の訳本で読み始めた(昔、旺文社文庫で読んだ)。またチェコ語では、ロボットで有名なチャペックの戯曲小品『白い病』を読んで色々と考えさせられた。横道ついでに、チェコ語文法書の著者による『外国語上達法』(新書)にも目を通した。自分は努力しないのに、他人が努力する話は好きだった。東欧ではウラル語族のハンガリー語文法書や、南スラブ語のブルガリア語文法書が面白かった。動画でKAZUさんがハンガリー語の発音に苦戦している姿(ネット環境で聞こえにくかったのか、あえて提示したのがよい)があり、ハンガリー語の立ち位置を思い出した。ブルガリアというと琴欧洲で、琴欧洲を意外な場所で見かけたことがあった。私の目の前を浴衣姿で通り過ぎ、裏通りに入っていった。ブルガリアはバルカン半島で、あの地域はスラブ語の成立に重要な位置を占めていた。文法書の中身はもう忘れてしまったが、スラブ語特有の複雑な格変化が簡素化され、後置冠詞というものがあるので興味深いと思った。ロマンス語系のルーマニアの若者・会話の姿を、普通に見られたのも驚きで、東欧・バルカン半島激動の時代を知っている自分にとっては、感慨深くもあった。それでルーマニア語文法書にも目を通し、近隣の言語の影響を受けていることを知った。アルタイ語族?のトルコ語・ウズベク語・カザフ語話者の若者も登場する。日本語と同じSOV型には惹かれるし、ウズベクというと先の大戦時における日本との関わり(ナボイ劇場)を思い出す。この際だからと、膠着語のトルコ語、ウズベク語、カザフ語の語学本も見た。オーストロネシア語族のタガログ語や、マレー・インドネシア語は、日本人にも学びやすいような気がして購入した。マレーというと、我々は「怪傑ハリマオ」世代で、幼かった私は「ハリマ王」だと思っていた。ハリマオはマレー語のトラで、「マレーの虎」の山下大将をもじったのかと思ったが、このヒーローモデルとなった実在の「谷豊」について読んだことがある。彼はマレーにおいて身内を惨殺され、復讐の鬼となって盗賊の頭目となり、日本軍にも協力したという。彼はマレー語やタイ語をよくし、最後は敬虔なムスリムとして迎えたと記憶する。小野田さんが帰還した、その年の末、もう一人の旧日本軍兵士、中村輝夫氏がインドネシア・モロタイ島で発見された。彼は台湾出身の高砂族(アミ族:他セディック族等)で、帰還時、日本には立ち寄らず、大きな話題にならなかった。なぜ、この件を記したかというと、彼の母語(アミ語:日本語も流暢)と、モロタイ島住民との間で、何となく通じる言葉があったと、関連図書で読んだことがあったからだ。そういえば、台湾も元々は、オーストロネシア諸語の範囲にある。ともあれ、12言語に絞るために、あれこれの書籍を手にし、様々な角度から検討するのが楽しかった。どの言語も甲乙つけ難く、迷いに迷った。それで、ある本を思い出した。『13ヶ国語でわかるネーミング辞典』…つまり、商品やアイデアのネーミング参考のための辞典だ。見出しの日本語に対して13言語で1つの訳が原語とカタカナ語で示してある。見開きにすると、日本語の見出しは8つ、縦に13か国語が、「英・仏・独・伊・西・葡・蘭・羅・希・露・中・韓・剌」の順に並んでいる。これで行こうと思った。英語を除けば12言語だ。それに、この並びを見てシュリーマンの『古代への情熱』を思い出した。シュリーマンが本格的に学んでいないのは、たぶん「中・韓」のみだ。シュリーマンの人生が運によって開けてくるはオランダで、貧しく忙しい中、凄まじい覚悟で英語・フランス語…ロシア語、と学んでいく姿には心を打たれるし、その動機は健気にも、幼い頃に親しかった、ある女性にふさわしい人間になるためだった。14歳の時に、シュリーマン自伝と、ザメンホフの評伝、最後がちぎれた『エスペラント四週間』を読んで多言語に興味を持ったので、その敬意を示すことにもなる。後年、『シュリーマン旅行記 清国・日本』の「日本の部分」を読んで、彼により親しみを感じたことを覚えている。14歳の時は気づかなかったが、シュリーマンが語学学習のために使った小説(丸暗記用)は、シュリーマンにとって、かけがいのない作品であったと思う。シュリーマンの父親は、プロテスタントの牧師であった。『ウェイクフィールドの牧師』(英1766)を読み、きっと幼なかった日々や、家族・父親との思い出を重ね合わせたことだろう。『ポールとヴィルジニー』(仏1788)の純愛物語は、幼馴染みと離ればなれになっていたシュリーマン自身の切ない、やるせない思いを代弁していたに違いない。『テレマコスの冒険』(仏1699)は、ホメロスの『イリアス』『オデュッセイア』を素材としたもので、テレマコス(テレマック)はオデュッセイスの子どもだ。トロイアの実在を信じ、それを幼馴染みと発見するのが生涯の夢であったシュリーマンにとって、『テレマコスの冒険』を読み暗唱することは、その思いを強くするのに役立ったであろう。動画には、「KAZUさんとカウフマンさんとの対談」もの(2つ)がある。自分にあった教材、モチベーションが持続できる教材の大切さなどについて話し合っていて、示唆の多い、とても楽しい驚きの番組だった。この視点で考えると、シュリーマンが自身のために選んだ小説(教材)は、その目的にかなっていたことになる。《12言語を決めてみたものの》6月末に夢のような1ヶ月が過ぎ、12言語が決定し「よし明日から、1言語5分でもいいから勉強するぞ」と思った瞬間に目が覚めた。やる気が失せ、本来の自分の姿に戻ってしまった。ぼーっとしながら、あれこれ思い出している。昭和の匂いがするカセット2巻のアラビア語教則本も買った。巻き戻すとテープが切れたが、想定内だった。私的な方法でも修理はできる。終わりも切れたので、2巻それぞれ二度ずつ分解・修復したことになる。ダビング中は、この機会だと思い、テキストを見ながら1時間以上もアラビア語を聴いていた。7月になり、あの1か月は、自分らしく多言語にふれたのだから、それはそれで良しとしようと、気を取り直した。そもそも私の多言語学習の目的意識がはっきりしない。KAZUさんの動画で、若い頃の吉永小百合似の和風ロシアの方が登場していて、動画コメントにもあったが私も同じ感想を持ったわけだ。世界の素敵な方々を相手にして、KAZUさんを羨ましいと思うこともある。だが、私のようなヨコシマな動機では学習も続かないだろうし、「ハニートラップ」や「ロマンス詐欺」の餌食になるのが関の山だ。それで多言語学習の目標を、今一度考えてみた。多言語が出来ればよいなという、淡いあこがれはあっても強い動機ではない。ただ、このチャンスを逃せば、もうその機会は来ないという思いはある。シュリーマンは、英語・仏語・露語・各種ロマンス語・ラテン語・現代ギリシア語を学んだ後に、満を持して憧れていた古典ギリシア語に取り組んだ。ならば自分は「古典ギリシア語」の代わりに、14歳で知った「エスペラント」にしてみよう。エスペラント語は、その理念は別として、今では人気のない人工言語であることを知っている。それでも私には懐かしい言語だ。幸いにして未読のエスペラント語訳の小説(昔読んだ『沈黙』で、英訳本も手元にある)を所有している。これを読むために、あるいはエスペラント語源を知る楽しみのために、英語・独語・仏語・露語を、まず3ヶ月は、少しずつ愚直にやってみることにした。《数日が経過した感想》無理のない計画なので、朝と夜に、1言語10分以内で、継続している。知っている単語の量で比較すると、英語>独語>仏語>露語。(英語)中学校で英語を学び始めて面白いと思ったのは、筆記体の練習と、発音記号の学習のみだった。トムやスージーが、どうしたこうしたという内容に、全く興味が持てず、英語そのものの興味も失い、高校での英語の成績は悲惨だった。(独語)運よく大学に入学できた(させてもらえた)ので、ドイツ語の時間は、新鮮な気持ちで、まじめに取り組んだ。独和辞書は、英和辞典よりも活用したと思う。ある程度は進んだが、すっかり忘れてしまった。若い頃は感じなかったが、今、独単語を見ると皆同じように見えて唖然とした。(仏語)(露語)シュリーマンの影響か、いずれも10代の頃に初級文法書を読んでいる。言語の大まかな特徴と、辞書の引き方が分かれば安心して学習終了だった。探したら半世紀前の、ソ連時代の参考書、辞書、それに活用しなかったカセットテープが出てきた。処分しなかったのは、郵便振替で別途購入したカセットや、辞典が高価だったからだと思う。露単語で覚えているのは、10個ぐらい。33文字も怪しい。そのカセットを、50年ぶりに全部聴いた。ダビングの際に、テキストのどこを読んでいるのかを集中すると、ほとんど初心者なのに目で追えて気をよくした。ロシア語は、通じるかは別として、カタカナ露語でもいけそうな気がした。(英語)(独語)(仏語)は、初級会話本を聴いていたが、3分で眠くなることを自覚し、方針を転換した。目標は、語彙を増やすことなので、「初級〜中級向け本」に交換した。以下の3冊はいずれも古本で購入。①『ビジネス英語4週間集中プログラム』(CD付)②『CDで学ぶドイツ語入門』③『フランス語リスニング』(CD付)※CDからテープに録音する際に一通り全部聴いた。ソフトで変換したMP3ファイルを、PCや小型機器で聴くこともあるが、昭和人としては、やはりあの機械的な「ガチャ」がよいのだ。※いずれの音声教材も、日本語が入らず、テンポよく進んでいく。ボヤボヤしていると、どこをやっているのか解らなくなるので眠くなる暇がない。その分、頭や手が忙しい。※独語本では、駅舎でのアナウンスや、窓口でのやりとり場面が入っていて、巻末の解答欄を読みながら聴いていた。仏語音声も、天気予報・インタビュー・ニュース風等の工夫が見られ、退屈しない。初めは巻末の和訳だけを見て聴いた。※英・独・仏、いずれもどんどん進んで行き、集中せざるをえないので、僅かな知識をフル動員して追っているが、怠け者の自分には合っている。露語は、キリル文字に慣れていないので、初級用でも眠くなることはない。それと『ネームング辞典』は時々見ている。視点が定まるよう、独と伊、蘭と羅、希と露、の間に青マーカを引く作業をしてから、読んでいる。正統な単語集ではないので、言語学的な正確さに欠けるだろうが、面白い面もある。ラテン語と古典ギリシア語(現代ギリシア語もあり)を見て、現代語を見比べると発見もあった。例えば「明かり」のラテン語が「ルーメン」、現代語の英から蘭まで、全てLで始まっていることが一瞥できる(つまり語源がより古い時代の印欧語由来だと推測できる?)。また、英と独と蘭を比べれば、ゲルマン系であることも確信できる。例えば「愛」のラテン語は「アモル」だが、英・独・蘭は、それぞれ love Liebe liefde となる。あの三浦按針が乗ってきた「リーフデ号」だ。確か船尾には「エラスムス像」が取り付けられていて、後に佐野のお寺に寄進されたと記憶するが、どんな方かよく解らなかったであろう異国の偉人木像を慮った、当時の人々の心を感じる。あと英語は、日本語読書のつもりで、原書(は伊で「英訳本」)と翻訳本を比べながら、1日1ページ位読んでいる。わずか数分の黙読ではあるが、書かれている内容は結構深遠で、子どもの頃から関心があった「相対論」と「量子論」を結びつける理論=量子重力理論の啓蒙書だ(『すごい物理学講義』)。「超ひも理論」も、この量子重力理論の候補だが、もう一方の候補、「ループ量子重力理論」は、日本において、まだマイナーだと思う。いずれにしても、この間に強く自覚したのは、KAZUさんの凄さと、自分のダメさ加減だ。【秀才・天才とは、しっかりした考え方(熱い思い)のもと、努力を継続できる人】のことをいう。誰でも、秀才や天才になれるチャンス(技能・芸能を含めて)はあるが、毎日、目標に向かって当たり前のように継続することは、自分にとって中々難しい。長々と失礼しました。(以上)
私は英語を話せるようになりたいと考え、この本を購入しましたが本書はその目的にはマッチしませんでした。この本で書かれているハウツーの中で特に著者の方がおすすめ実践されている方法は、日本語非対応のアプリの利用など英語が既にある程度理解できるレベルを想定されています。実際に著者の英語の習得は、ご自身の興味からスペイン語を学習しはじめてその延長で英語を習得されたそうです。とはいえ、日本人が最初に覚える上で文法的に覚えやすい言語や、他の言語を習得したあと別の言語を習得していくコツなど今後のモチベーションに繋がる内容も多く書かれています。気になる方は、ぜひ読んでみてください。
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