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涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。それというのも生徒会長なるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺などという苦行の真っ最中なわけだ。天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾!
88円(税込み)
口コミ情報
文芸部存続の危機を救うために機関誌を創刊することになったSOS団ですが、ハルヒ編集長(自称)は、朝比奈さんには童話を、キョンには恋愛小説を、そして長門には幻想ホラーを書くよう命じます。長門の幻想ホラー掌編は、無題1~3とあるのですが、特に無題1に感銘を受けました。 アニメシリーズから入って、小説は『消失』以降の話から読みだすという、変則的な読みをしたせいか、このシリーズの隠れたテーマは、宇宙人製アンドロイドの自我の目覚めではないかという思いがあります。 長門有希作「無題1」はそれを裏書きするものでした。 「私」が、自分は幽霊だと言う少女に出会うところから始まります。名を問うと、「名前がないから幽霊なのです。あなたも同じでしょう」というのです。少女に付いていくと、「あなたの行きたいところはどこですか」と訊かれます。「私はしばらく考え込んだ。私はどこにいこうとしていたのだろう。ここはどこだろう。なぜここにいるのだろう」 「××××へ行こうとしていたのではないですか」と少女に教えられ、「私」は別れを告げた。するとーー 「空から白いものが落ちてきた。‥‥ 綿を連ねるような奇蹟は後から後から降り続く。 これを私の名前としよう。 そう思い、思ったことで私は幽霊でなくなった。 (pp.86-87) まさに鬼気迫るばかりの傑作です。 でも、『消失』のラストでもう分かっているように、長門有希はキョンに、「ゆき」とはついに呼ばれませんでした。呼んだかと思いきや、「雪がふってる」とごまかされてしまったのだから。 だから、いまだに肝腎のキョンには「長門」とだけ呼ばれている長門有希は、まだ人間になっていないのです。それが、この幻想ホラーのテーマです。 長門を見ていて思い出すのは、子どもの頃に絵本で読んだアンデルセンの人魚姫です。王子に恋した人魚が、神さまにねだって二本の脚を貰ったはいいが、悲しい結末が待っていた、という。 このシリーズはまだ続くようですが、SOS団の愉快な仲間たちのうち、唯一、悲劇性を感じさせるキャラが長門です。ハルヒとキョンとは同じ現代人同士だし、朝比奈さんはどっちみち未来世界に戻ることになっているし。でも、対有機体生命用人型インターフェースである長門は、任務が終ったらいったいどうなるのでしょうか。まさか廃棄処分になるわけではないでしょうね。 ‥‥などと考えているうちに、幻想ホラー「無題3」に手がかりがあると気付きました。「私」は棺から出てきて、また棺に戻らなければならないのだけど、棺の蓋に男が立っていて戻れない。という内容の掌編です。読んだキョンには、男は古泉君なのではないかという気がします。 棺は長門が地球に来る前に一体になっていて、任務が終ったら個性を失って戻る予定の情報統合思念体そのもののような気がします。戻ることを古泉君が邪魔をするということは、『暴走』の巻で、前年の年末に雪山で遭難しかけた後に、古泉君がキョンに言ったことーー「自分たち超能力者の機関と長門さんが対立した場合に、ただ一度だけ私は自分の機関を裏切ってあなたに、つまり長門さんに味方する」に関係がありそうです。推理を逞しくすれば、超能力者の機関が任務終了後の長門の肉体を廃棄して本体を情報統合思念体に戻すよう動いた時に、古泉君はその方針に反対して、長門が人間に留まるように働きかける、といったことが、続編に出てくるのではないでしょうか(そうなったら長門ファンとして大変うれしいことです)。 ちなみに、レビュアーは心理学と現象学が専門なので、ブログ「夢日記・思索幻想日記」の方に、「コミュ障の現象学から見た長門有希論」をアップロードしておきました。レビュアーのプロフィルから入れるので、興味のある人はのぞいてみて下さい。
涼宮ハルヒの憂鬱シリーズは、非常に面白い内容です。作者の谷川さんには早く新作を出して頂きたいと思います。ファンはもう待ちきれません。
ただ一人の思いが世界を左右する。そんな設定の下、世界を維持するために、宇宙人が、未来人が、超能力者が、そして一般人が奔走する第8作。 今回は、学校内の自分達の居場所を守るために、ご近所のトラブルを守るために、ドタバタ劇が始まります。いつものように微妙に推理仕立てで、でも、今回は話がゴチャゴチャ入り組んだりしません。すっきりしています。その分、盛り上がりに欠けるかもしれませんが… 本書の内容は「スニーカー」掲載分ということで、若干、文章に細切れ感があります。しかし、ファンならば買いです。きっと次への伏線が張られていることでしょう。
やはりいつもの事ながら楽しかったです。前半はいつもどうり明るい話なのですが、後半はちょいとシリアスな展開となります。ただいつもながらやはり長門さんが解決してくれ、さすがとしかいえません。そしてだれがタイムマシンの基礎論を考えたのかもわかります。やはりあの人でした!そしてこの巻で新キャラも登場しますんで、涼宮ハルヒシリーズを読んだことのない人はぜひ一巻の憂鬱から読んでみてください!あと朝比奈さん、長門さん、キョン君作のお話もあるのでそこもお楽しみに!
特にどうこう言う話ではないな。今回の内容が前振りになっているのかも疑問。どうなんでしょう?今回もハルヒの爆発はないです。ここんところ休火山のまんま。次作はどうかな。
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